ガレージと家の理想的な位置関係
家相というと、家構えや室内のレイアウトに注視しがちですが
実は家の外周りも家相に含まれます。
特に注意したいのは、ガレージ(車庫)。
家のすぐ隣に車庫を作り、場合によっては
屋根続きで行き来できるようにしているお宅も多いでしょう。
確かに、雨の日の移動には便利ですが
家相上はNG!
家と車庫は、最低でも2mは離して作るべしとされています。
車庫を作ったために家の日当たりや風通しが悪くなった
というケースは、意外と多いのだとか。
また、排気ガスで部屋が汚れることもありますし、
夏の直射日光で車が熱を帯び、
それが室温が上がる要因になることもあります。
せっかく家相が良くても、外周りに難があると
台無しになってしまいますのでご注意ください。
ちなみに、いわゆる「車庫」ではなく
カーポート(屋根と柱だけの車庫で、壁がない)であれば
「建物」とはみなされませんので制約はありません。
方位も気にしなくて良いようなので、
敷地内で使いやすい場所に設置すると良いでしょう。
インナーガレージのデメリット
住宅の1階部分を車庫スペースにする、
いわゆるインナーガレージ(ビルトインガレージ)も人気ですよね。
大事な車を雨風から守ることができますし、
住宅との行き来も便利。
おまけにちょっとした趣味の空間としても使えて便利!
・・・ですが、家相の観点では方位を問わず大凶です!!
立体的な“欠け”とみなされるため
運気や耐震性の面で難があります。
また、車の排気ガスで家族が死亡する事故も多いそうですし、
火災で車が爆発するというケースもあります。
ガレージの上に当たる部屋は冷えやすいということで
部屋の配置にも注意が必要です。
これから建築を予定している方は、
ビルトインタイプのガレージは避けたほうが良いでしょう。
すでにビルトインタイプのガレージにお住まいの場合は、
以下の点を心掛けて生活してください。
★ガレージ内から直接家に入ることを止める。
一旦、外に出て玄関から入ってください。
★ガレージ専用の換気扇をつける。
併せてCO2センサーをつけると安心!
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★キッチンと車の距離を離す。
★ガレージの上に部屋は作らず、物置として活用する。
※特に、ガレージ上の子供部屋は大凶相です!!
★車が出入りする時以外は、常にシャッターを閉めておく。
別棟を作る場合の注意点
家族構成の変化に伴い、
家の外周りに別棟を作るケースも多いですよね。
また、収納として物置を持っているお宅もよく見かけます。
その場合は、「母屋との間を2.7m以上離す」がポイント!
この条件を満たしているのであれば、
渡り廊下でつないでもOKです。
(ただし、廊下の幅は1.8m以下とする。)
逆に言えば、この条件を満たしていないと
「別棟」ではなく母屋の一部とみなされますので、
家相的に難ありな建物になってしまう可能性が高いです。
方位としては、母屋の中心から見て北西or南東に設けるのが吉。
特に北西の乾方位(北西の中心15度の範囲内)は大吉相です!
ただし、外周りに別棟を設けたことによって
母屋の採光や通風が妨げられてしまうのでは本末転倒!
確かに方位も大事ですが、それよりも大事なことは「住み心地」です。
北西にこだわらず、南東や東で検討してみてはいかがでしょうか。