道路との位置関係で運気が変わる!

「良い土地の条件とは?」でもご紹介していますが、
家を建てるための土地選びでは「傾斜」の状態が重要です。

 

どの方位に、どんな傾斜がついているのか?
これによって日当たりや風の通り方が変わりますので
家相にもダイレクトに影響を与えるのです。

 

では、傾斜のない平坦な土地であれば問題ないのか?
答えは、NO。傾斜の状態だけではなく、
周辺の道路の走り方(道路付け)によっても家相の吉凶は変わってきます。

 

 

理想的なのは、北東方向に斜めに伸びる道路に沿った土地。

 

 

住宅が北東→南西の方向に並ぶような形となり、
日当たりや通風に恵まれた家相となります。

 

一方、家相的に見て「凶」となりやすいのは、
北西方向に伸びる道路に沿った土地。

 

 

住宅が北西→南東の方向に並ぶような形となり、
朝日が入りにくく西日にさらされやすいというデメリットがあります。
(※隣家との位置関係にもよっても異なります)

 

道路付けで日当たりや通風に難がある土地の場合は、
窓のサイズや性能(断熱、遮熱)に工夫が必要です。

私道か、公道か?

住宅が面している道路は、私道か、公道か?
これも、土地を購入する前によく確認しておくべきポイントです。

 

私道は人の持ち物ですから、
購入した土地の一部に私道が含まれている場合には
「私道負担金」を支払わなければいけません。

 

建築基準法では

 

「建物は4m以上の道路に2m以上接していなければいけない」

 

というルールがありますので、道路がない場所に家は建てられません。
そこで、ハウスメーカーが私道を作って
そこに分譲住宅を建てて売り出すケースも多いですが、
この場合は必ず「私道負担」という条件がついています。

 

私道だと、たとえ負担金を支払っていても
そこに建物を建てることはできませんし、
花壇ひとつ置くこともNGです。
家相以前の問題で、
非常に不利な条件を強いられることになりますので、
分譲住宅を購入される際は特にご注意を!

 

家を買うなら、やはり公道に面した土地が理想的と言えるでしょう。

方位別 道路付けによる家相の吉凶

同じような家が並んでいるように見える住宅街(六区画)でも、
道路と建物の位置関係によって家相の吉凶は異なります。

 

ここでは、道路付けによる家相の吉凶についてご紹介します。
分譲地での土地選びの際にはぜひ参考にしてみてください。

 

冬はダイレクトに北風に晒されます。
植栽や塀で遮ったり、
断熱性の高いサッシを選ぶなどの工夫が必須です。
ただ、西日は入りにくいですし、
東〜南からの日照もそこそこ確保できるというメリットがあります。

 

北東

朝日を取り入れやすく、通風も確保できるため
家相的には「吉」の場所。
南側にどれだけの余裕を持たせることができるかがポイントです。

 

南東

家の東側と南側が道路なので、日当たり&風通しは良好!
しかも北風や西日も入りにくいので、
家相的に見れば大吉の住宅です。

 

ただ、プライバシーが侵されやすいというデメリットが!
植栽や塀、フェンスなどで外からの視覚を遮る工夫が必要です。
完全にブロックしてしまうと“気”の通りが悪くなりますので
「ゆるやかに視線を遮る」がポイント!

 

南東道路と同様、日当たりに恵まれた吉相の家。
ひさしを長くすれば夏の直射日光も遮ることができますし、
西日や北風は隣家でブロックされます。

 

南西

夏はだらだらと西日が差し込み、夕方を過ぎても暑い!
風も入りにくいので、家相的には「凶」です。
西日や外からの視線を遮る工夫が必要です。

 

北西

夏は西日、冬は北風に悩まされる、凶相の位置。
暑熱対策、断熱対策、プライバシー対策・・・と、
弱点を補うための対策にお金がかかりそうですね・・・。