外壁も「バランス」が大事

肌の色や質感は、良くも悪くもその人の第一印象を左右します。
性格がどうあれ、やはり“見た目”のインパクトは軽視できません。

 

それは家も同じこと。
明るい外壁色からは、幸せそうな家族像を、
どんより暗い外壁色や薄汚れた壁からは
なんだか険悪そうな家族を思い浮かべてしまう・・・。

 

外壁の色だけで、家族像までもイメージされてしまうのだとしたら
その選び方は妥協できませんね。

 

そう、外壁の色も「家相」の一種なのです。

 

色にはそれぞれ意味があり、
外壁の色はそこに住む人の運気に多大なる影響を与えます。

 

どんな色を選ぶかはもちろん個人の自由ですが、
家相学の観点から見ると次のような色は避けた方が良いでしょう。

 

鮮やか過ぎて目立つ色

鮮やか過ぎる色は相手に対して攻撃的な印象を与えてしまいます。
また、通りがかる人の注目を浴びてしまいますので、
心理的に落ち着けない家になります。

 

さらに、運気が極端になるので、
原色も避けたほうが良いと言われています。
寒色系でも暖色系でも、淡い色を選んだほうが
運気のバランスを取りやすくなりますよ。

 

 

暗い色

“陰”の気が強くなるので、運気も発展しませんし
公私ともにモチベーションが上がらなくなります。

よく見る「白」「ベージュ」の外壁はどうなの?

ご近所さんを見まわしてみると、
外壁は「白」「ベージュ」「アイボリー」が多いことに気づきます。

 

白には「浄化」「物事をリセットする」という意味があります。

 

色選びにはその時の精神&運気の状態が表れやすい
と言われていますので、何の気なしに白い外壁を選んだのだとしても
実は何かリセットしたいことがあったのかもしれませんね。

 

また、外壁の色によっても特性があり、
白い外壁の場合は光を反射させるので
家のまわりも明るくする効果を持っています。

 

白い外壁のデメリットとしては、
白の特性としてやはり汚れが目立ちやすい事が挙げられます。

 

特に幹線道路沿いなど汚れやほこりが多い地域では、
窓に黒い雨だれができやすいので要注意です。
白い外壁にするなら、自浄作用がある外壁や
汚れがつきにくい外壁を選びたいですね。

 

一方、ベージュは「土」の気を持つ色で、
「安定」「堅実」といった意味があります。

 

家庭運を安定させ、金運を育む力がありますので、
家相的に見ても吉相の外壁と言えるでしょう。

 

最後のアイボリーは、「金」の気を持つ色。
「金運アップ」「住む人の格を上げてくれる」などの作用があります。

 

ちなみに、運勢があまり良くない時期に家を建てると、
外壁は暗い色を選びがちになるようです。

 

それではかえって運気を低迷させてしまいますし、
後になって「なんでこんな色にしたんだ!?」と
後悔することにもなりかねません。

 

外壁の色を選ぶ際には、必ず第三者の意見も聞いておきましょう!

人気の色分け!家相的にはどうなの?

街並みを眺めてみると、外壁が一色で統一されている家は少ない。
たいていのお宅は、二色以上を組み合わせていますね。

 

例えば、1階・2階で塗り分けていたり。
バルコニーだけを別の色にしていたり。
玄関周りだけ、外壁の素材を変えていたり。

 

一色だと統一感はありますが、どことなくのっぺりした印象。
複数色でパーツ毎に塗り分けることで、エッジの利いた外観になります。

 

ただ、この場合も派手で目立つ色は避けて、
淡く穏やかな色を組み合わせたほうが家相的には「吉」となります。

 

また、組み合わせる色にもご注意を。
全く印象の違う色同士を組み合わせると、
色が喧嘩して「対立の気」が発生しています。

 

これは家族内に不和が生じる原因になりますし、
周りに対しても攻撃的な気を発散させてしまいますので
良い運気を引き寄せるのが難しくなってしまうのです。

 

外壁に複数色を使う場合は、次のことに注意しましょう。

 

  • 使う色は多くても三色まで。
  • 色の対立を避けるため、同系色を組み合わせる。
  • 周囲の家とのバランスも考えて、景観に馴染む色を選ぶ。

 

外壁の色を選ぶ際は、単純に「好きな色」を組み合わせるのではなく、
家相学的な観点から見た運気のバランスや
周りとの「調和」を重視して決めることが大事だということです!