池を作るのはリスクが高い!?
広いお庭があって、さらに池があり、大きな錦鯉が悠々と泳いでいる。
・・・裕福な家を象徴するような優雅な光景ですよね。
幼い頃の記憶でも、お金持ちの子の家にはたいてい池がありました。
ただ・・・
家相的にみると、池は「凶」となるのだとか。
池があることで敷地内に湿気が溜まりやすくなり、
それが家の劣化を早めたり
住む人の健康に悪影響をきたしたりするから
というのがその理由です。
水は放っておくと淀みますから、そこに蚊が繁殖したり、
カビの繁殖を助長したりと、不潔な環境になりやすいんですね。
「池を作るのは百害あって一利なし」とまで断言している本もありますから、
伝統的な家相学に従うなら「池はNG」と考えて間違いないでしょう。
ただ、今はモーターで池の水を循環させることもできますよね。
ですから、不潔な状態になるほど水が淀むことはほとんどありません。
実際、「池があるけど特に災いはない」とおっしゃる方も多いですし・・・。
特に注意したい方位は?
科学技術が目覚ましい発展を遂げた今、
池が持つ凶作用については
「それほど気にする必要はない」
と考える家相の専門家もいます。
それでも、やはり、家相や風水は気にし始めると
あれこれ心配になってきますよね・・・。
万が一“何か”があった時、
「庭に池を作ったからじゃないか」と後悔してしまうかもしれません。
ただ、池を作る方位によっても凶作用の表れ方は違ってきます。
特に凶作用が強く表れる方位を避ければ、
池を設けたとしても大きな災厄は免れるでしょう。
以下に、絶対に避けるべき方位について解説します。
北
金運や愛情運、対人関係運などに関する方位。
家の北側に池があり、その水が淀んでいると
これらの運気に良くない影響が発生します。
南〜南西
日光の反射が強いので、神経や目に悪影響をきたします。
池の水面がキラキラと輝いている様は、
確かにキレイではありますがあまりに光が強すぎると
目が痛くなったりしますからね。
精神的な不調をきたすこともありますのでご注意を!
どうしても池を作りたい場合はこうしよう!
家相的に見ると、北、南、南西に池を作るのは好ましくない。
・・・だったら、どの方位なら無難なの?
家相学の本によれば、
「東」や「南東」であれば凶作用を回避できるとのこと。
いずれも日当たりや通風に恵まれた方位ですから、
水が淀んで湿気が溜まるということが起こりにくいんですね。
ただ、この場合も
- 建物から50m以上離して作る
- 水は常に循環させる
以上2点は鉄則!
特に、家を湿気の影響から守るために「距離」は大事です。
この2つを守っていれば、
池の凶作用で家や家族の健康が損なわれることはありません。
ちなみに、池を作るのであればぜひとも金魚を飼いましょう!
金魚は風水では「金運」を象徴する生き物ですから、
大きく育てることで金運アップにつながります。
池の土を掘り返す際は、土用の日を避けるようにしましょう。
季節の変わり目である土用の期間に土いじりをすると
土の中にいる神様を怒らせてしまうという言い伝えがあります。
この背景には「季節の変わり目は体調を崩しやすいから
土いじりのような体力を使う仕事は止めたほうが良い」
という戒めが含まれているのだそうです。