十二支方位とは?

家相というと、「鬼門」「裏鬼門」を中心に
家の吉凶を判断するというイメージが強いかもしれません。

 

しかし、実際はそれだけではなく
「家族の生まれた年の十二支」の方位も
重要なカギを握っています。

 

図のように、十二支にはそれぞれ司る方位があり、
家相学ではこの十二支方位も
「大切に扱わなければならない」とされています。

 

 

特に、家族の健康運と縁が深いので、

 

「十二支方位に玄関や火気、
水回りを配置するのは避けるべし」

 

とされています。

 

気学方位は仕事運や結婚運などへの影響力が強く、
この方位に玄関や水回りを作っても
凶相とはみなされません。

 

つまり、良い家相の家づくりをするためには、
家族全員が重んじるべき「鬼門(北東)」
そして「裏鬼門(南西)」に加えて
個人的な方位である十二支方位の両方を重んじることが大切なんですね。

十二支方位を軽視するとどうなる?

例えば、トイレやバスルームなどの
水回りの設備の位置を決める場合。

 

古くから
「鬼門や裏鬼門、子(北)方位は避けるべし」
といわれており、
朝日が昇る東や南東が良しとされてきました。

 

そこで東に水回りを作ったものの、
一家の大黒柱であるお父さんが病気になってしまった!

 

このようなトラブルはよくあるそうですが、
この場合は、このお父さんが
「卯年生まれ」だった可能性が考えられます。

 

水には「溜まると腐敗する」という性質がありますし、
キッチンにしてもトイレにしてもバスルームにしても
「水で汚れを流す場所」ですよね?

 

結果的にはこの方位を汚すような形になってしまうので、
その方位に該当する十二支生まれの家族が
不運なアクシデントに見舞われる可能性が高くなるわけです。

 

家相の専門家の話では、このようなケースは多いのだとか。

 

水回りや火を使う設備を配置する際には
特に注意が必要です。

家族構成も考えた上でのプランニングを!

ただ、10年、20年経てば家族構成も変わる可能性がありますよね。

 

家を建てた時には赤ちゃんだった子供が
成人して家を出て行った。

 

・・・と思ったら、お嫁さんを連れて帰ってきた!

 

そうこうしているうちに、おばあちゃんが亡くなり、
今度はお嫁さんに赤ちゃんが生まれた。

 

 

・・・とまあ、家族は増えたり減ったりするものです。

 

もともと建っていた家で同居する場合、
後から入った家族にとっては
「自分の十二支方位に水回りの設備がある」
という状況になる可能性もあるでしょう。

 

「結婚して同居を始めてから体調不良が続いている」
という方は、その家相が自分にとって凶相なのかもしれません。
一度、正しく「北」をとって
各部屋の方位を調べてみることをオススメします。

 

もし自分の十二支に水や火の設備があるなら

 

  • 物の配置を変えてみる
  • 掃除を今まで以上に徹底する
  • 汚れた水を溜めておかない

 

などを徹底しましょう。

 

あまりに災厄が続くようであれば
お祓いを受けてみたり
場合によっては、リフォームを考えたほうが良いかもしれませんね。

 

また、これから家を建てる場合は

 

生まれてくる子供の十二支も考慮の上でのプランニングを!

 

ただ、「そこまで気にしていたら家が建てられない」
という状況も出てくるでしょうから、
その場合は、十二支や鬼門・裏鬼門に左右されない
次の方位に水回りを作ると良いでしょう。