地相を判断するためのチェックポイント

家の吉凶は家相で判断するのに対して、
土地の吉凶は「地相」で見極めます。

 

どんなに家相が良くても、
その下にある土地の地相が悪ければ幸せにはなれません。

 

住宅を購入される際には、
「地相×家相」で総合的に判断する必要があります。

 

では、地相の良し悪しはどうやってチェックすれば良いのか?
ここでは、その見極めポイントをご紹介します。

 

自分と相性の良い土地かどうか

その土地に立って目を閉じ、
ゆっくりと息を吸い込んでみましょう。
何か嫌な感じがしたり、息苦しさを感じたりしたら
その土地とは相性が悪いのかもしれません。
地相を見極める上で、この直感は大事です。

 

周辺の環境をしっかり確認する

災害や人災を避けるためにも、
周りの環境チェックは必須です。
川や山、道路との位置関係、
周りの建物(化学工場などはありませんか?)、
高圧線がないかどうか、墓地はないか?

 

道路と接する方位は?

敷地の中心から見て、北東(鬼門)または南西(裏鬼門)に
道路がある土地は注意が必要です。
玄関を鬼門・裏鬼門の方位に作ることになる場合が多いので、
家相上では凶相になってしまいます。

 

吉相なのは、東と南に道路が接している土地。
採光や通風の面で非常に恵まれており、
季節を問わず気持ち良く過ごすことができます。
いわゆる「東南の角地」ということで
人気が集中する地相です。

 

四方を道路に囲まれている?

四方を道路に囲まれた土地は避けましょう。
プライバシーの面でも難があります。
どこからでも人に見られているような気持ちになり
心からリラックスして過ごすことができなくなってしまいます。

 

変形した土地は避ける

家相では、建物や土地の「形」を重視します。
理想的なのは正方形や長方形。
三角形の土地は邪気がたまりやすく、
運気が低迷してしまいますので大凶相です!
ご注意ください。

 

傾斜した土地は避ける

北側が高く、南側が低いという傾斜なら
採光に恵まれるので問題ありません。
しかし、逆の場合(南が高い傾斜)は
日当たりの問題でデメリットが多いので
避けたほうが無難でしょう。

 

吹きだまりの土地は避ける

その敷地だけが周囲よりも低くなって窪んでいる
という場合は、水災害の影響を受けやすくなります。
土を運び込んで造成するという方法もありますが、
このような土地は候補から外すのが無難です。

 

道路が突き当たる場所にある土地は避ける

家相の世界では「ドンタクの土地」と呼ばれ、
行き場のない邪気が溜まりやすい場所ということで
地相的には「凶」とされてきました。
T字路やY字路の突き当り、道路の行き止まりの土地は避けましょう。

 

 

ただ、門とアプローチの配置を工夫して玄関の場所をずらせば、
凶相の影響をいくらか軽減することができます。

人が住んではいけない土地とは?

地相に関してもう一つ知っておくべきことがあります。
それは、「人が住んではいけない土地」があるということ。

 

具体的には・・・

 

  • 古戦場の跡地
  • 神社仏閣があった土地
  • 道祖神やお地蔵さんが祀られていた土地
  • お墓だった土地
  • 火事があった場所
  • 事件や犯罪があった場所
  • 自殺者が出た場所

 

いずれも、人の強い“念”を感じさせる土地ですよね。
霊感など特別な力でもない限り
“何か”が見えることはないと思いますが・・・
それでもやっぱり、なにか気持ち悪さを感じます。

 

家族みんなが快適に過ごすためにも、
こういった因縁深い土地は避けるのが無難でしょう。

 

べらぼうに安い価格で売られている土地は
こういった“いわくつき”である可能性が高いです。

 

「安い土地には“何か”ある」

 

と疑ってかかったほうが良いですね!