広い家は幸運を呼び込むって本当?
家相的に見て、家は広いほうが良い。
・・・そのように誤解している方も多いようです。
かくいう私も、
家は狭いよりも広いほうが良いと思っていました。
「余分な物をゴチャゴチャ置いてあると
良い運気が入ってくるスペースがなくなってしまう」
という風水の考え方に則して考えれば
やはり家も広いほうが
良い運気をたくさん呼び込めるのではないか・・・と。
しかし、実際は逆。
家相学では、家は小さい方が吉相だと言われています。
逆に、広い家に小人数で住んでいるような場合は
「次第に貧乏になっていく」ということで
NGな家相だとされています。
確かに、どんなに素晴らしい資産を持っていたとしても
それを継ぐにもお金が要ります。
無駄に部屋が余った家を維持するために
働きづめで体調を崩す・・・なんて、バカバカしい!
家が広すぎるのはかえってNG
今現在、私は賃貸暮らしですが、
正直、今の暮らしが自分にはちょうど良いと思っています。
もともとズボラな性格なので掃除は二の次。
今は2LDK程度の広さだから
家の中もそれなりに清潔に保つことができていますが、
これがもし広い一軒家だったら・・・と想像すると、
考えただけでぐったりしてしまいます。
家が広いということは、それだけメンテナンスにも
手間・暇・お金がかかるということ。
目の行き届かない場所も出てくるでしょうし、
家の寿命も短くなってしまいます。
また、少ない人数で広い家に住んでいると、
防犯上のリスクも高くなりますよね。
万が一、泥棒が忍び込んだとしても、
誰にも合わずに悪事を済ませることができてしまう!
広いと物音にも気づきにくいため
「気づいたら大金を盗まれていた」
なんてこともあり得るかもしれませんよ。
家相的に見ても防犯面から見ても、
やはり広過ぎる家は難アリ!と言えそうです。
身の丈に合った住まいに住むことが幸せへの近道
広い家に夫婦二人きりでひっそり暮らしている。
・・・このようなケースだと、
部屋は余っていると考えられますよね。
人の出入りがない部屋は運気が動きませんので、
そのような部屋がいくつもあるとしたら
家全体の運気が停滞してしまいます。
また、家の中での温度差も大きくなりますので、
住む人の体調にも悪影響を及ぼす可能性がありますよ。
家相学的に見て大吉相なのは、「広い家」では決してなく、
家族の人数や身の丈に合った家。
隅々まで“気”が流れ、建物全体が活性化して
住む人の運気も上昇していくはずです。
子供が独立したために、結果的に夫婦で広い家に住んでいる
というケースも少なくないと思いますが、
可能であればリフォームまたはお引越しを!
お子さん一家と同居する予定でもない限り、
残された側も迷惑かもしれませんよ?
最近は、子供の独立と共に
こじんまりとした平屋に減築リフォームする方も多いのだとか。
段差のない平屋のほうが
2階建て、3階建てに比べて生活動線も楽ですし、
家のメンテナンスの負担も軽減されます。
バリアフリー化すれば、
「少しでも長く、自力で暮らしたい」
という希望も叶えられるかもしれません。
まずは一度、自分たちがこの世を去った後のことを含めて
お子さんと話し合いの機会を設けましょう。
遠慮してなかなか言い出せずにいると、
万が一の事態が起こった時に
子供に余計な手間や負担をかけることになってしまいますよ。
いつかは通らなければならない道ですから
先のことを話し合うのは早いに越したことはありません!