家相の悪い家は寒い?

家相なんて、ただの迷信だ。全く気にする必要はない。

 

そう思っている方も多いようですが、
実際にはただの迷信と笑い飛ばすことができないような
怖い話もよく耳にします。

 

例えば、鬼門や裏鬼門に玄関があるお宅。

 

目に見えない“気”を感じ取る力が優れている人に言わせると、
「夏でも冬でも、家に入った瞬間が寒い。」のだとか。
“涼しい”というポジティブな表現ではなく、
ちょっとネガティブな意味を含んだ“寒い”なのがポイントですね。

 

“気”を感じやすい/感じにくいに関わらず、
そこに住むということは、日々その家のエネルギーを受け続けるということ。
運気に影響がないはずがありません。

 

体調を崩したり、人間関係でトラブルを抱えていたり、
家族がバラバラになったり。
悪いことが続くと人はどうしても思考もネガティブになってきますので、
変に被害妄想が強くなってしまったりすることもあるようです。

 

私の知人も、

 

  • 「鬼門に玄関」
  • 「北に水回り」
  • 「家の中央にリビング階段」

 

という家相的に見るとNGポイントの多い家に住んでいたのですが
一時期は不眠に悩まされていたそうです。

 

「夜中に、首を絞められたような息苦しさを感じる」
「見えない電波のようなものが攻めてくる夢を見た」

 

なんて怖い話もしていましたので
やはり家相というものは軽く考えてはいけないのでしょう。

 

その物件は安い中古物件だったということで、
やはり何かしら安くなる要因があったのでしょうね。

離れたいけど離れられない家

結局、知人はその家を数年で手放し、
今は新築のマイホームに住んでいます。

 

後で聞いたところによると、
その中古物件は過去にも何人もの人が
出たり入ったりを繰り返していたのだとか。

 

家相が「凶」だから人が居つかないのか、
それとも、人が定住できないような家相なのか。

 

卵が先か、鶏が先か?の議論になってしまいますが、
見方を変えれば「すぐ出ていけるだけマシ」とも言えます。
ちょっと怖い話ですが、出て行きたくても
自分の意志だけではどうしても出ていけない家もあるんですよ。

 

その家に住み始めてから悪いことばかり続く。
だから引っ越しをしようと思うのだけれど、
なぜだかどうしても新しい物件が決まらない。
契約に至らない。
鎖でつなぎ留められているかのように、そこから動けない。

 

そうなると、気持ちはどんどんふさぎ込んで引きこもりがちに・・・。
そしてますます、外に出られなくなる。

 

こんな怖い家相の家も現実に存在しているのです。

後になって気づく、家相の怖さ

家相にまつわる怖い話をいくら聞いても、
どこか「自分には関係ない」と思っている方も多いでしょう。
実際、私もそうでした。

 

しかし、悪いことが立て続けに起こった後に
自分の家の家相をよくよく考えてみると、
「あ、確かにこれはマズイかも」と気づくことも多いものです。

 

私の実家は、玄関は東側なので問題ないのですが
(家族の誰の十二支にも当たっていません)
水回りの設備が全て北側にあるんですよね・・・。
(家が東西に長い造りになっています。)

 

さらに、家の北側には道路が走っており、
塀も植栽もしておらず無防備な状態!
築30年ともなると、外壁も劣化してきますし、
道路から見ると非常に無防備で
なおかつみすぼらしい印象になっていました。

 

雪国なので特に外壁の劣化は進みやすいのですが、
なんだかもう、凶のエネルギーに自ら体を差し出しているような
そんな負のオーラが漂っていたのです。

 

これじゃあ、運気にも見放されるんじゃないのかな・・・。
たまに実家に帰る度にそう思っていたところ、案の定、

 

両親が相次いで大病を患って入院。

 

二人ともかなり大きな手術をしました。
正直、どちらもその時に命を落としてもおかしくなかったと思います。

 

幸いにも、両親とも九死に一生を得て順調に回復し、
今は元気に老後を楽しんでいます。

 

数年前にはプチリフォームをして外壁を全て張替え、
家の北側に塀もつけました。

 

水回りが北側に集中しているという家相上の弱点は
残念ながら克服できなかったものの、
インテリアを暖色系にして視覚から生じる“冷え”を抑えるようにしたり
お風呂やトイレのサッシを2重にしたり、と、
できる範囲内で家相の弱点をフォローしています。

 

我が家であった災いの全てが家相のせいだったとは言えませんが

 

劣化した家の外観を見た時に感じた“嫌な予感”は的中しました。

 

ですから、多少なりとも家相の影響はあったのでしょう。

 

みなさんも、家相の怖い話を「他人事」と流してしまうのではなく、
「うちは大丈夫かな?」と、定期的に家相をチェックすることが
結果的には家族や自分自身を守ることにつながるのかもしれませんよ。