家の形状が複雑・・・

何をもって「家相的に見て最高の間取り」とみなすか。
これは非常に難しい議論なのですが、
逆に「大凶の家相」はイメージしやすいと思います。

 

まずは外観。

 

近所を散策していると実に様々なデザインの家がありますが、
凸凹が多くて複雑な形状をしているお宅も結構多いですね。
確かに、スタイリッシュでオシャレな家もありますが・・・

 

正直、目が疲れる!!

 

前を通りがかった時に、何かしら引っかかりを感じるんですよね。
それがポジティブなものであれば良いのですが、
「違和感」や「不自然さ」、「嫌悪感」である場合は
運気にもあまり良い影響はないでしょう。

 

家相や風水では「自然との調和」を大切にしていますので、
なにかしらの不自然さを感じるデザインはNGということになります。

 

家相を抜きにして考えても、
凹凸が多く形状が複雑な家というのは死角ができやすいので
不審者も巧妙に身を隠すことができます。

 

防犯という観点からも、あまり好ましいとは言えないのではないでしょうか。

「三所」に「三備」がある

さて、次はいよいよ家の中に入ってみましょう!

 

「大凶の家相」の代表例としてよく出てくるのは、
「三所に三備がある」という間取りです。

 

このサイトでも何度かご紹介していますが、

 

  • 三所とは、「鬼門(北東)」、「裏鬼門(南西)」、「宅心(中心部)」。
  • 三備とは、「玄関」、「トイレ」、「キッチン」

 

を意味しています。

 

水回りは、なにかと汚れがたまりやすいスポット。
家相・風水的にみると「陰」の気が発生・停滞しやすい場所であるため、
採光や通風に難のある方位に配置するのは
家全体の運気(空気)を淀ませる原因になると考えられているのです。

 

実際、私の知人の家は家の中心部にキッチンがありますが、
暗くてなんだかジメジメ〜っといしているんですよね。
天窓でもあればいくらか緩和されるのかもしれませんが、
窓もないのでカビや結露がヒドイ・・・と嘆いていました。

 

合わせて、正中線(東西南北)と四隅線(北西、南東)上に
玄関や水回りの設備を配するのも「凶」とされています。

「宅心」が欠けている

何事も、「中心部」って大事ですよね。
人間も、芯となる部分、根っこが強い人は
辛いことがあっても乗り越えて前に進んでいくことができます。

 

住宅も同じことで、

 

「核」となる中心部の設計は
住む人の運気に多大な影響を与えます。

 

家相では「宅心」と呼んでいますが、
ここに立体的な「欠け」がある住宅は大凶とみなされます。

 

もっと具体的に言うと、家の中心に階段や吹き抜けがあるお宅。
「宅心エリアで注意すべきこと」でも解説していますが、
家の中心部に欠けがある家では
ケガや病気など健康面で災いが生じやすくなります。

 

家の運気を支える“核”とも言える場所が欠けているわけですから
それは何かしら悪いことが起こるというのは想像に難くありませんが・・・。

 

そもそも、建築構造的な観点から見ても脆弱な家になりますので、
万が一の大地震のリスクを考えれば
やはり中心に欠けを作るのは避けるべきでしょう。

 

「家の中心部にリビングを作って、
そこは吹き抜け&リビング階段で開放感を出して・・・。」

 

なんて間取りプランも最近は人気ですし、
実際、開放感があってオシャレなのですが。。

 

家相的には大凶となる可能性あるということを
頭の片隅に入れておいた方が良さそうですね。