裏鬼門は主婦の方位!だからキッチンも?

家相や風水では、北西は「主人の方位」と言われています。
その一方で、「主婦の方位」と位置付けられているのが、南西。
いわゆる「裏鬼門」に当たる方位ですよね。

 

家の中で主婦が実権を握る場所、
主婦の大事な居場所といえば、やっぱりキッチン!

 

ということで裏鬼門である南西にキッチンを設けようと
プランニングを進める方も多いようです。

 

しかし、ちょっと待った!

 

このサイトでも繰り返しお伝えしていますが、
鬼門や裏鬼門に水回りを設けるのは危険です。

 

南西は西日による影響で食品が傷みやすい場所。
そんなところにキッチンを作ったら、
家族の健康が損なわれてしまいます。

 

しかも、ただでさえ暑いのに、そこで火を使って料理をする・・・。
暑いので、生ゴミの腐敗も進みやすく、
ゴミ箱を開ける度に悪臭が漂う・・・。
想像しただけでも体調を崩しそうな家相ですよ。

 

南西にキッチンを作って、リビングを南東に。
という間取りでプランニングしているのであれは、
キッチンとリビングの配置は入れ替えるのが吉!

 

南西は裏鬼門ですが、「土」の気が強く
家庭運を安定させる作用があります。

暑すぎてくつろげない。裏鬼門のトイレ

敷地面積を無駄にしないように、と、
南西に突き出した形でトイレを設けるプランも多いようです。

 

しかし、これまた「裏鬼門に水」。
暑くて物が腐敗しやすい場所に、
これまた腐敗を呼ぶ水回りを作るのはいかがなものか・・・。

 

特にトイレは私たちの“穢れ”を流す場所ですから、
ただでさえ穢れやすい場所をわざわざ汚している
という悪循環になります。

 

確かに、南西のトイレは温かいので
北や北東、北西に比べるとヒートショックのリスクは低いのですが・・・。
逆に、今度は「トイレで熱中症」なんてことにもなりかねませんので
裏鬼門にトイレを作るのはやはり避けるべきです。

 

この方位にトイレを作るのであれば、
南西→西に移動して窓を小さくしましょう。
また、窓ガラスは遮熱性・断熱性能の高いものを!

 

そうすることによって西日を避けることができ、
「明るいけど暑くない」
という快適なトイレ空間を演出することができます。

蒸し暑い!裏鬼門のバスルーム

北や北東のバスルームは暗くて寒い・・・。
家相的に良くないし、ヒートショックのリスクも高いから!
ということで、バスルームを南西(裏鬼門)に作ろうと計画している
というお宅もあるでしょう。

 

しかし、裏鬼門は日中〜日暮れまで強い日光に晒され続ける方位。
とにかく暑い・・・。
夏場だと夜7時を回ってもまだ明るかったりしますので、

 

夕方の入浴が暑くてどうにもこうにもならない!

 

そんなお悩みも多いようです。
冬場になれば温かいバスルームは快適ですが、
暑い季節、しかも小さなお子さんと一緒の入浴となると、
せっかく汗を洗い流しても、服を着せている間にまた汗がダラダラ・・・
なんてことにもなりかねませんよね。

 

そのような間取りの場合は、
窓の位置を変えて通風や換気を促すというアイデアが効果的です。
浴槽、窓、ドアの位置関係を考慮して、風の流れ道を確保しましょう。

 

家相を考える上では、下のような簡単な図を描いて見て、
その上で風や光の通り道を意識してみることが大切!