トイレの場所で家族の健康運が決まる!

老若男女、生きている限り
「排泄」の問題はついてまわります。

 

排泄物は、身体の消化活動を経て出された
いわゆる“老廃物”=体のゴミですから、
当然のことながらニオイが気になりますよね。

 

理想的なのは、瞬間的にそのニオイが解消されるトイレ。

 

いつまでも悪臭が充満し、
廊下〜他の部屋へと拡散していくような状態は、
決して快適とは言えません。

 

また、寒いトイレというのも問題ですね。
排泄するためには下半身を出さなければなりませんので、
冷えるトイレだと血管が収縮して急激に血圧が上がり、
心筋梗塞や脳梗塞を起こしやすくなります。

 

ゆえに、古くから家相の世界では

 

「北向きの雪隠(トイレ)は不時の災難続く」

 

ということで避けるべしとされてきました。

 

どういうことかというと、

 

「北向きのトイレは日が当たらなくて寒いので、
家族の健康に悪影響を及ぼす可能性が高い。
だから、北にトイレを作るべきではない」

 

ということです。

トイレの配置で気を付けるべきポイント

他にも、トイレを配置する上では
気を付けるべきポイントがいくつもあります。

 

家相=迷信と笑い飛ばす方も多いですが、
一つ一つ見ていくと、実に理にかなったことばかり。
下記のようなポイントを無視して家を建てた結果、
体調を崩したという例は非常に多いそうですから
みなさんもご注意を!

 

 

家の中心部は避ける

家の中心にトイレを作ると、
ニオイがこもりやすくなります。
また、採光や通風の面で難があるという弱点もあります。

 

鬼門(北東)と裏鬼門(南西)は避ける

北東は北と同じように寒いので身体に負担がかります。
南西は西日が強く差し込むので暑いですし、
風通しが悪くて臭気がこもりやすくなります。

 

設置してはいけない方位がある

家族の十二支方位と、巽(東南の真ん中)、
乾(北西の真ん中)は避けるべしとされています。

 

 

 

トイレは明るく!

家相・風水では、トイレには陰(マイナス)の気がこもりやすいと考えます。
陰陽のバランスを取る意味でも、トイレは明るく!
必ず窓をつけて、照明も明るいタイプを選びましょう。
排泄物の状態も確認しやすくなりますので、
健康チェックにも役立ちます!

 

汚水管を家の下に通さない

家の下を汚れた水の管が走っているというのは
家相的に観てよろしくありません。
トイレの汚水管は最短距離で外に出すような設計が吉です。

 

他にも、

 

★使わない時は便座のフタをする
★掃除をまめに行って、清潔を保つ

 

・・・等、住む人の“心がけ”が家相対策につながります。

方位別 トイレの家相

北、北東

日当たりが悪く、寒い。
湿気がこもりやすくカビも発生しやすい等、
衛生面でも難の多いトイレです。
足元にヒーターを置いて冷え対策、
まめに換気して臭気・湿気対策を!

 

私の実家では、トイレ用の赤外線ヒーターを常備しておき、
朝6時〜8時の間(家族全員が排泄を終えるまで)は
つけっぱなしにしています。

 

インテリアも、温かみのあるカラーを選びましょう。
視覚的に“温かさ”を感じると、
身体に生じる温度変化が小さくなります。

 

東、南東

朝日を浴びながら、気持ち良く排泄できる吉相のトイレ。
太陽の光には殺菌力もあるので、カビも繁殖しにくい!
明るいので排泄物のチェックもしやすく、
病気の早期発見にも役立ちますね。

 

「日当たりが良い」「明るい」という意味では
南のトイレは良い家相なのですが、
暑すぎてくつろげないという難点があります。
断熱性の高いガラスサッシを選んだり、
遮光カーテンやよしずを立てるなど
遮熱対策が必須ですね。

 

南西

西日が強く差し込み、
おまけに風通しも悪いので蒸し暑いトイレになります。
雑菌も繁殖しやすいので、不衛生・・・。
家相上では、「凶相」ですね。
遮熱対策に加えて、こまめな掃除を心掛けましょう。

 

西

こちらもやはり、夏場は西日が気になります。
窓を小さくしたり、遮熱ガラスやブラインドで遮熱対策を!

 

北西

寒くて暗いトイレになりがち。
特に朝晩は冷え込みが厳しくなりますので、
小さなヒーターなどで足元を暖めましょう。
照明も明るめのものを選ぶと良いですね。