子供部屋に適した方位とは?

子供には、伸び伸びと好きなことに熱中して欲しい!
自分の世界観を大事にさせてあげたい。

 

・・・そう思う一方で、やっぱり成績も気になる。

 

それが親心というものではないでしょうか。

 

趣味や遊びにエネルギーを注ぎつつも、
やるべきこと(主には勉強)もしっかりできる子に育てるためには、
子供部屋の家相が非常に重要です。

 

まずは方位ですが、家相学の観点からは

 

「子供部屋は東側、南東側、南側が良い」

 

とされています。

 

理由は、太陽の光を十分に取り入れることができるから。
日の光には、人を前向きにさせる作用がありますので、
勉強に対しても積極的に取り組めるように後押ししてくれます。

 

逆に、日当たりの悪い部屋だと
やる気スイッチがONになりにくいのでご注意ください。

 

次の机を向ける方位ですが、「北向き」がオススメです。
一日を通してまぶし過ぎず、手元が適度に明るいので
勉強に集中しやすくなります。

 

南や西向きのデスクは、集中力を欠いてしまいますのでご注意!

子供部屋作りで注意すべきポイント

物事に集中できる子供部屋を作るためには、「明るさ」に加えて、

 

「風通しの良さ」も重要なポイント

 

となります。

 

風通しが悪く暑い部屋では、
「ちょっと休憩・・・。」と寝転ぶ時間も増えてしまうことでしょう。

 

とはいえ、小さいうちからエアコンに頼る生活に慣れてしまうのは
一生物としていかがなものでしょうか。
家相の基本は「自然との共存」ですから、
大人も子供も人工的な機器に頼り過ぎるのは好ましいことではありません。

 

「夏は暑いもの。」「冬は寒いもの。」
この当たり前の感覚を身に着けるためにも、
親が先回りして環境を整えすぎるのは避けたいものです。

 

南〜西側に窓があるのであれば、
ブラインドやよしずで西日を遮る工夫を。
また、サーキュレーターなどで空気を循環させると、
身体で感じる蒸し暑さはかなり和らぐはずです。
エアコンの稼働率も減りますから、省エネ&節約効果も!

 

子供部屋でもう一つ注意したいのは、

 

窓と机の位置関係。

 

机は窓に近い形で配置したほうが、
手元が明るくなるので勉強に集中しやすくなります。

 

ですが、窓から隣の家の部屋が見えるという配置では
かえって気が散りやすくなりますので、
その場合は少し場所を移動することをオススメします。

方位別 子供部屋の家相

北、北東

夏は涼しいので、暑さに負けずに勉強に集中できます。
冬は寒いので、断熱性の高いサッシに替えたり
内窓を設けたり・・・等の方法で寒さ対策を。
照明やインテリアで温かみのある色を取り入れるだけでも
身体で感じる寒さはずいぶんと和らぎます。

 

東、南東

採光、通風、いずれの面から見ても
子供部屋として大吉の家相!
大きな窓やべランダを作って、
良いエネルギーをふんだんに取り入れましょう。

 

採光、通風、いずれの面から見ても子供部屋として大吉の家相!
ただ、夏は暑くなりますので、ブラインドやよしずなどで暑さ対策を。

 

南西、西

西日が差し込む上に風通しが悪いので、
集中力を欠いてしまいやすい子供部屋です。
遮熱サッシ、ブラインド、サーキュレーター、
扇風機などで室温を下げる工夫が必要です。

 

北西

朝日が当たらないので、幼少期の子供部屋としては不向き。
ですが、夏の暑さに左右されない家相なので、
受験生の子供部屋には適しています。
冬は冷たい風が入り込みやすい方位なので、
断熱ペアサッシは必須ですね。