家の敷地内に物置。家相的に見てどう?
子供の頃、親に怒られて庭の物置に閉じ込められた。
・・・そんな苦い思い出をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
物がたくさん置いてあって、狭くて暗く、息苦しい空間。
幼心に「物置=怖い場所」とインプットされて
普段はなるべく近づかないようにしていましたが・・・。
目には見えない物を察知する感覚に優れた子供が
そのようにネガティブな捉え方をしているということは
物置という空間は家相的に見てあまりよろしくないのでは?
家相学の書籍によれば、>物置は「不浄のもの」。
鬼門(北東)、裏鬼門(南西)に置くと災いが起こる
と言われていますので、
これらの方位に物置を作るのは避けるべきです。
特に南西に物置を作るのは、家相的に見て大凶!
西日が入りやすく風通しはイマイチな物置になりますので、
カビやダニが繁殖しやすく、衛生的な間取りとは言えません。
古くから、「家族に病人が出る可能性が高くなる家相」
と言われていますので、絶対に避けましょう。
方位別 倉庫の家相
物置のような付属建物の家相は、
住む人自身の運気や心理状態にダイレクトに影響を与えるというよりは
「外から持ち込まれる運気の良し悪し」を左右するそうです。
つまり、外的な“ツキ”に恵まれるかどうかに影響を与えるということですね。
では、敷地内に物置を設けるとしたらどの方位が良いのか?
それぞれの方位に物置を作った場合の家相は以下の通りです。
北
子供や部下からのサポートを受けやすくなります。
愛情運や交際運の流れも良くなり、
人との交流が活性化するでしょう。
ただし、物を詰め込み過ぎると金運が停滞しますのでご注意を。
東、南東、南
採光、通風ともに恵まれた吉相の物置。
ただし、物置によって住宅の採光・通風が遮られるようでは本末転倒!
家本体より低く、距離を空けて建てるようにしましょう。
住む人の生まれ持った九星がこれらの方位を巡っている年には
仕事や出会いでのチャンスに恵まれやすくなります。
西
結婚運や金銭運を呼び寄せる吉相です。
特に、住む人の生まれ持った九星がこの方位を巡る年に
ビッグな幸運が舞い込みやすくなります。
良い運気をストックできるように、ガラクタは溜めないように!
北西
社会的な“格”を上げてくれる吉相の物置です。
「戍亥倉」とも呼ばれ、福を呼び運気を発展させてくれる効果が期待できます。
住む人の生まれ持った九星がこの方位に入る年は躍進のビッグチャンス!
知っておきたい!物置設置で気を付けるべきデメリット
家の敷地内に物置を作る場合は、
方位に関係なく「防犯対策」にも工夫が必要です。
物置は死角になりやすく、泥棒が身を隠す絶好の場所。
特に、勝手口近くの物置は、
侵入口として狙われやすくなりますのでご注意を。
人感センサーや防犯カメラを設置する等、
「隠れようったってそうはいかないぞ!」
「そこにいるのはお見通しだぞ!」
と、不審者を威嚇する仕組み作りが必須です。
また、方位によっては、日が当たりにくく風が入りにくい物置になります。
物置といえども、まめに掃除(整理整頓)や換気をしないと
“陰”の気を発生させて家全体の運気を落とすことにもなりかねません。
家が家相的に見て「大吉相」だったとしても、
敷地内にある物置が運気の足を引っ張ってツキを落とす
という可能性もゼロではありません
のでご注意を!