兄弟が増えても臨機応変に対応できるプランを

まだ子供がいないご夫婦がマイホームを建てる場合、
「子供部屋はどうするか?」
というのが議題の一つとして挙げられるでしょう。

 

子供を作る予定はあるのか?
それとも、ディンクスを楽しむのか?

 

子供を設けるなら、何人欲しいのか?
子供部屋はどのくらいのスペースが必要なのか。

 

子の有無で家に求めるものは違ってくるはずです。
また、家相の面で気にすべきポイントも違います。

 

もしお子さんを迎える予定があるのであれば、
その成長に臨機応変に対応できる家にしましょう。

 

よく使われるのは、下図のように
「部屋を緩やかに仕切る」というテクニック。

 

壁で完全に仕切ってしまうのではなく、
部屋の真ん中に間仕切りドアを設けてゆるっと分離するのです。
これなら一部屋として広く使うこともできますし、
二部屋に分けて使うこともできますよね。

 

お子さんが一人なら広々とした子供部屋になるでしょうし、
二人ならお年頃になれば分離して使えますし、
お子さんに恵まれなければ広いリビングとしても使えます。

 

採光や風通しの面も考慮された方位ですから
家相的にも吉相の間取りですね!

二世帯住宅にも対応できる家

子供はいつか成長して家を出て行くでしょう。
しかし、3人もいれば、誰か一人は戻って来てくれるのでは?

 

・・・子には何も期待すまい、と頭ではわかっていても
そんな淡い期待を抱いてしまうのが親というものです。

 

子供が成長して、家族を連れて家に帰ってきても
大きなリフォームをすることなく二世帯で暮らせる家。

 

最初からそんな家を建てられたら、
トータルで見た出費も節約できますし
子世帯にも大きな負担をかけずに済みますよね。

 

下のサンプルは、まさにそんな視点で建てられた施工事例。

 

 

 

家族の成長を見越して、2階は完全に子供たちのスペースになっています。
部屋が3つあり、大きめのクローゼットもありますので、
ここをリフォームして水回り設備に変更することができます。

 

ただ、あらかじめそれを想定した構造にしておかないと、
基礎部分が荷重に耐えられなくなってしまいます。

 

家相の基本は「足元」ですから、
2階部分をリフォームするプランがあるのであれば
建てる段階でハウスメーカーに相談すべきです。

子供部屋を二人で半分こ!

子供が成長して家を出て、結局は戻ってこなかった。

 

・・・うちの実家もこのパターンですが、
この場合は子供が使っていた部屋が余ってしまいますよね。

 

家相学の観点から見ると、使わない部屋を遊ばせておくのは
運気を下げる原因になります。

 

有効に使ってエネルギーを吹き込むことが
家全体の運気を活性化させることにつながるんですよ。

 

そこで提案!
子供部屋を夫婦で“半分こ”して
それぞれのプライベートルームを作りませんか?

 

定年後は二人で家にいる時間も長くなりますので、
なにかと諍いも多くなるでしょう。
二人の時間を楽しむためには、
まずはそれぞれが一人で過ごす時間を充実させることが大事!

 

個室で本を読んだり読書をしたり、音楽を聞いたり。
何か新しい勉強にチャレンジしてみるのも良いでしょう。

 

子供を成長させることに必死で
何十年も自分の時間を削ってきたわけですから、
定年後はのんびりとおひとりさまを楽しみましょうよ!

 

周りを見ても、べったりいつも一緒にいる夫婦よりも
個々の趣味や付き合いを大切にしている夫婦のほうが
二人の時間を楽しむことができているように見えます。

 

結果的には、それが、
いつまでも夫婦円満でいられる秘訣なのかもしれません。