“枠”に囚われた家作りじゃつまらない!
仕事でもプラベートでも、決められた枠の中に
きっちりキレイに収まるようにしないと気が済まない。
・・・というタイプの方。
時々、そんな自分に疲れてしまったりしませんか?
駐車場で車を停める際には
境界線にきっちり平行になるまでやり直す。
ちょっとした図を描くにも、定規を使って正確に。
何か物を一つ配置するにしても、
境界線に平行に置けないと気持ちが悪い・・・。
細かいことを気にせず、境界線が見えていないような顔をして
平気で斜めに置いてしまう人を見ては
「無神経だ!」とイライラしてしまう。
そして結局は自分でやり直す。
・・・このようなタイプの方は、おそらく家づくりに関しても
「きっちり」「完璧に」と肩に力が入り過ぎてしまうのではないでしょうか。
しかし、家づくりはもっと柔軟に考えたほうが
結果的には家族みんなの幸せにつながりますよ。
例えば、「家は境界線に平行に建てなければいけない」
と思い込んでいませんか?
それだと、隣家との距離が近すぎて窓が開けにくくなったり、
日当たりや通風に恵まれなかったり・・・と、
デメリットの多い家になってしまいます。
住んでいる人が快適だと感じられない家なんて、
家相的に見たら言うまでもなく「凶」ですよね。
そこで、思い切って境界線を無視してみてはどうでしょうか。
家は、必ずしも境界線に平行に建てる必要はないのです!
境界線の制約からフリーに!得られるメリットとは?
隣家との境界線にこだわらず、あえてずらして家を建ててみる。
すると、どうなるのか!?
几帳面な方は、
「う〜、図面を見るだけでもなんか気持ち悪い」
と感じるかもしれません。
しかし、そこは我慢してまずは下のサンプル図をご覧ください。
境界線に対して平行な状態から、
約45度ずらして建物を配置してみると、
次のようなメリットが生まれるのです!
窓と窓が真正面にあって視線がバッティングする
という気まずい状況を回避することができます。
それでも気になる・・・!という場合は、
空いた空間に緑を植栽すれば、効果的な緩衝材となります。
境界線に対して建物をずらして配置することで
敷地の“角”の部分に余裕が生まれます。
植栽すれば外からの視線を効果的にカットすることができますし、
駐車スペースとして活用すればどの向きからも車を入れられて便利!
敷地内に空間的な余裕が生まれたことで、
光や風が入りやすくなります。
「境界線に沿って家を建てようと思うと、
南向きにはできないから日当たりの面で難がある家になってしまう」
という場合でも、
境界にこだわらなければ家相で最も大事なポイントはクリアできる
ということですね!
狭い空間に植栽・・・は逆効果!
「でも、境界線に平行に家を建てる場合でも
隣家との間には余白くらいあるでしょ?
そこに植栽しておけば、視線は遮られるんじゃないの?」
・・・ご指摘はごもっともですが、狭い場所の植栽は
逆に風の通り道を遮ってしまう可能性があります。
また、隣家との位置関係によっては日陰になりやすいでしょうから
露の季節はジメジメしますよね。
家相的には“陰気”を発する原因になり、
それが家族の健康を脅かす可能性もあります。
あまり積極的にはオススメできません。
各方面からの風通しや採光を感じる家にするのであれば、
繰り返しにはなりますが、境界線に囚われ過ぎないこと!
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