イライラポイント①　片付かない

玄関には靴が脱ぎっぱなし。
室内に入れば廊下の床に衣類や雑誌が散らばっている。
リビングでは、テーブルの上にオモチャやお菓子が散乱。
そして台所のシンクには汚れた皿が無造作に積まれている。

 

これは、私が家を空けて帰宅した時によく目にする光景です。
自分が家を出る時には、ほぼ完璧な状態に片づいていたはずなのに、
ほんの数時間でなぜこんなことに･･･！

 

この状況、私はとてもイライラするのですが、
みなさんはいかがでしょうか？

 

全く気にしないという方もいらっしゃるでしょうが、
「じっとしていられない！」というタイプの方も多いのでは？
特に、主婦（主夫）業を担うみなさんにとっては
かなりのイライラを感じる状況ではないかと思います。

 

家相や風水の観点から見て、
物が散乱している空間は“気”も落ち着きません。
片付かない状況にイライラする、というのはごく自然なことなのです。

 

しかし、自分がいない隙にこれだけ散らかされてしまうというのは
家相的にも問題があるということなんです。
というのも、出した物をすぐに収納できるような仕掛けがあれば
寝る前に少しでも「片づけよう」という意識が働くはず！

 

以下に、散らかされることのイライラを緩和するアイデアをまとめました。
ぜひ実践してみてくださいね。

 

  • 玄関にも子供専用の収納棚を作る。
  • 子供が使いやすい位置に、片づけやすい形の収納を作る。
  • 散らかして欲しくない場所には、専用の片づけボックスを用意する。
  • リビングには雑誌や新聞をサッと収納できるラックを用意する。
  • 夫も皿洗いをしたくなるような、デザイン性・機能性に凝ったキッチンを選ぶ。

イライラポイント②　自分の時間が持てない

家族と一緒に居られるのが私の幸せ。

 

寂しがり屋だから、一人でいると不安になる。

 

･･･そんなタイプの方でも、やはり一人時間は必要です。

 

一人でいろんなことを考えたり、
本を読んだり、趣味を楽しんだり、
ただひたすらボーっとしたり。

 

完全に人目を気にせずに過ごせる一人時間が全く持てない

 

というのも、これまたイライラする原因になります。

 

ご主人が出世できるように、
と夫の書斎の家相を気にする方はいても、
自分の部屋の家相の心配をする奥様は少ないのではないでしょうか。

 

そもそも、自分の部屋をもらえていますか？
子供や夫の部屋はあるけど自分専用の個室はない、という奥様は、
コンパクトでも良いので一人になれる部屋を確保することをオススメします。

 

ちなみに私の部屋は、本来はウォークインクローゼット用として
設けられている3畳ほどの空間。
本棚を少しと机、椅子、ハンガーラックを置くともうパンパンですが、
それでもこの空間があるおかげで
マックスにイライラした時でもどうにか自分を取り戻すことができています！

イライラポイント③　マイペースに家事ができない

非情な母親だと思われるかもしれませんが、
私は料理をしている時に子供にまとわりつかれるとイライラします。

 

お手伝いをしたがるお年頃であることは十分に承知していますし、
小さい頃からお手伝いの習慣をつけたほうが良いことはわかっていますが、
それでも、できれば「静かにリビングでテレビを見ていて欲しい」と思ってしまう･･･。

 

私のようなタイプのママさんが家を建てるなら、

 

キッチンはリビングから独立させたほうが良いでしょうね。

 

最近はリビングとの距離感の近いアイランドキッチンが流行っていますが、
あれは絶対に家事に集中できないと思いますよ･･･。

 

「料理をしながらでも子供たちの様子を見てあげられる」
「キッチンで親子の会話を楽しみたい」
「足にじゃれついてくるのも、愛おしい。邪魔だなんて、とんでもない！」

 

･･･そんな愛情あふれるママさんにとっては快適かもしれませんが、
私のような超・マイペースママには不向きです。

 

家相の観点から見ても、リビングと一体型のキッチンというのは
「ニオイや湿気がこもりやすい」「お客様にもキッチンが丸見え」
というデメリットがありますよ。

 

「妻に、オシャレなキッチンで料理を楽しんで欲しい」
という思いから、積極的にアイランドキッチンを勧めている旦那様。
キッチンのレイアウト、デザインに関しては
料理をしない人は口を出さないほうが良いと思います！！

 

理想の押しつけは、かえって奥様のイライラを助長するだけです。

イライラポイント④　朝日を吸収できない

せっかくマイホームを建てたのに、
引っ越しをしてから気分がすぐれない。

 

なぜかいつもイライラして、家族に当たり散らしてばかりいる。

 

このままじゃヤバイのはわかっているんだけど、
どうにも自分の精神状態をコントロールできなくて･･･。

 

そんなお悩みを何度か聞いたことがあります。
そして、ほとんどは家相に問題があったんですよ！

 

最も改善しやすいのは、寝室やリビングの位置ですね。

 

慢性的なイライラに悩まされている方の多くは

 

「朝日を浴びていない」

 

というのが原因になっているのだそうです。

 

朝日を浴びないと、脳内で分泌されるセロトニンという物質が不足します。
セロトニンは精神を安定させる作用を持つ物質ですから、
これが不足すると、イライラしやすくなったり、鬱っぽくなったりすんですね。

 

また、南西～西向きの部屋はだらだらと続く西日にさらされますので
暑さからイライラしやすくなります。

 

家相のベースにある目的は、
「人間が自然物の一部として、自然に、健やかに過ごせること」

 

家を建ててからイライラしやすくなったな･･･と感じたら
部屋のレイアウトや家相を意識してみましょう。

 

寝室の方角や枕の向きを変えてみるだけでも
気分が劇的に明るくなることってありますよ！