「勉強部屋は東に」は鉄則?

受験は、ある意味では自分との戦い。

 

どこまで自分の限界に挑戦できるか?
どこまで自分を信じられるか?

 

試験の結果に一喜一憂しながらも
最後まで自分の底力を信じ抜き、
自分の可能性を諦めなかった人にこそ、
受験の神様は微笑んでくれるのです。

 

・・・というとちょっと精神論に偏り過ぎでしょうか。

 

もう少し具体的に言うと、

 

「志望校に合格するには、今の自分に何が足りないのか」

 

自分自身の実力を客観的に分析する冷静さと、
トライ&エラーを繰り返すことができる精神の強さが必要
ということになりますが、これを育むには家相も重要!

 

人の精神状態は毎日を過ごす住環境に多大な影響を受けますので、
家、特に勉強部屋の家相には親も注意を払うべきです。

 

最も影響が強いのは、方位の力。
家相や風水では、

 

「子供の勉強部屋は家の中心から見て東に設けるのが良い」

 

と言われますが、それは太陽が昇る方角だからです。

 

太陽がそのパワーを増しながら天高く昇っていく様に、
子供の成長を重ね合わせているわけですね。

 

“ゲン担ぎ”のようにも解釈できますが、
朝日には私たち人間の心身を活性化させるパワーがあるのは確かなこと。

 

夜中まで起きて受験勉強していても、朝はきっちり起きて1日をスタートさせる
という規則正しいリズムを定着させる意味でも、
子供の部屋は東側に設けるのが理想的と言えるでしょう。

意外と、他の方位も“アリ”かも・・・

ただ、「受験勉強のための部屋」と限定して考えると、
東よりも北や北東の部屋が好ましいという説もあります。

 

北〜北東は「暗くて寒い。子供部屋としては、あまり家相が良くない」
と思われがちですが、寒い部屋は頭が冴える!

 

適度に暗くて冷える部屋のほうが、勉強には集中しやすいのです。

 

私も受験生の頃は北の部屋で勉強していましたが、
確かにちょっと寒いくらいのほうが集中力はアップします。

 

逆に、日当たりが良くて暖かい部屋だと
眠くなってしまったり、気が散って別のことをしたくなってしまったり。

 

短期集中で受験勉強に集中したい!
という時は、あえて暗くて寒い北〜北東の部屋に引きこもることをオススメします。

 

家相的に考えたら、「暗くて寒い=陰の気が強くなる」ということで
受験生にはあまり良くない環境のように思われるかもしれませんが・・・。
経験上、陽の気が強いほうがかえって逆効果になります。
みなさんもぜひ、「南」「北」の両方の部屋で実際に勉強してみてください。

 

とはいえ、あまりに寒いと風邪を引いてしまいますので、
北の部屋で受験勉強をするなら防寒対策は必須。
暖房をつけると眠くなりますので、
空気を温めずに“自分のみ”を温めるのがオススメです。

 

  • 靴下を重ね履きして足元を温める。
  • 足元のみ、カーペットや湯たんぽで温める。
  • マフラーをぐるぐる巻きにして首を温める。
  • 手袋をして指先を温める。

明るいリビング空間で英気を養う

受験勉強には、暗くて寒いくらいの部屋がちょうど良い。

 

実際にそのほうが集中力や判断力もアップしますが、
やはり家相・風水的にみると「陰」の気を吸収しやすくなります。
受験には勝てるかもしれませんが、
ともすればガリ勉型になって
孤立しやすい性格になってしまうかもしれません。

 

受験は、学力だけで勝てるものではありません。

 

失敗にくじけずに前に進む精神力がなければ
最後まで戦い抜くことはできないでしょう。

 

それを補うのが、家族の役割!
受験生のいる家庭は特にリビングの環境づくりに気を配ってください。

 

まず、「リビングは明るく」は鉄則!
日当たりや採光に恵まれた南東がベストです。

 

明るい朝日を浴びて朝食を摂れば、
それだけでもフレッシュでポジティブなエネルギーを取り入れることができます。

 

そこに家族の明るい笑顔があれば最強!
“陰”に偏ったエネルギーを、家族が発する“陽”の気が中和してくれる。
そんな家庭の在り方が理想的ですね。